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2017年05月25日

丸紅社長・国分文也氏のインタビュー
“ライバルは商社ではなく、それぞれの分野のグローバルトップ企業だ”

日本経済新聞(5月25日付朝刊)の「展望を聞く」に、丸紅の国分文也社長のインタビューが掲載された。

2019年3月期の連結純利益目標を当初より500億円引き下げた理由については、「為替など経営環境の変化を踏まえて、まずは足元の財務体質の強化」を強調している。

 

また、2013年に2,700億円で買収したアメリカのガビロンだが、すでに3年が経過したものの思ったほど収益が伸びていない。これについては「コスト削減と事業の構造改革が不十分だった」と語っており、今期はリストラも終え成長に向かうという。
丸紅の強みである電力・エネルギーはどうだろうか。「電力事業は収益貢献まで時間のかかる傾向にあるが、今後10年以内に1,000億円超の利益を目指したい」と語っている。
取材した記者は、国分社長が国内での電力事業再編に距離を置く姿勢に対して、丸紅がこれに関わり収益の拡大につながる可能性はある、と語っている。


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