三菱商事・新日鉄住金、石炭変調で動く
過日、日経新聞による三菱商事のオーストラリアの石炭鉱山売却記事を紹介したが、日経ヴェリタス(6月18日~24日号)の記事では、それを押さえながら新日鉄住金、JFEホールディングの動きが紹介されている。
両社は2018年3月期の業績予想を公表できなかったが、それは原料炭の調達価格を決められなかったからだ。今まで原料炭の調達価格は3か月の固定価格を決めて取引をしてきたが、今年度4~6月期から国際市況連動に変えると表明。高額な調達額を示す資源メジャー側と安定した調達価格を求める鉄鋼大手との調整が難しそうだ。
三菱商事の記事内容は既報通り。資産入替方針が紹介されている。