ユニリーバ日本法人が入社2年前に内定、大和ハウスが外国人200人を採用
日本経済新聞(6月20日付朝刊)の報道によると、日本法人ユニリーバ(本社オランダ)が、最速で入社2年前に内定を出す新たな採用制度を導入したようだ。
この制度は通年で応募でき、大学1~2年で内定を取得できる可能性がある。対象は大学1年生から卒業後3年以内までの既卒者。AIやゲームによる適性試験、オンライン面接、インターンシップなどを含む過程を経れば、年3回実施する面接を受けられるという。内定後2年間の猶予が与えられ、入社時期も4月か10月で選択できる。海外の学生もターゲットにしているという。
一方、大和ハウス工業は、ホテル運営といったリゾート部門で2021年までに新卒全体の8割に当たる約200名の外国人を採用するという。
この取り組みは17年度から実施。従来は日本に来ている留学生の中から採用していたが、現在は採用担当者が主に米国、英国に出張して採用を決めているという。