三菱商事は7月26日、イギリスで新たに5件目となる海底送電資産の運営事業権を取得したことを発表した。同海底送電資産は、英国北西部沖合約25kmの洋上に位置するバーボバンクエクステンション洋上風力発電所及び北ウェールズ・デンビーシャー州ボデルウィダンに建設される変電所を結ぶ、海底・陸上送電線及び付随する洋上・陸上変電設備で構成される。資産規模は約262億円で、年末頃より事業パートナーと共に20年間にわたり送電を担う予定。この事業権の取得により、別途ドイツに有する4つの海底送電資産と合わせて欧州で9ヶ所、総送電距離約900km、総送電容量約435万キロワットの海底送電事業を運営することになる。