歴史
1953年、エレクトロニクス専門商社として設立。57年に日本電気と販売特約店契約を結んだのを機に業容を拡大する。77年のシンガポール拠点の設置を皮切りに東南アジア、北米、欧州に拠点を拡大し、グローバルビジネスを展開。97年には新光商事エルエスアイデザインセンターを設立。現在、子会社14社および関連会社1社によりグループを構成し、集積回路・半導体素子等の電子部品、アッセンブリ製品および電子機器の販売・輸出入、マイクロコンピュータのソフトウェア受託開発などの事業を展開。東商一部上場、売上高1166億円(連結、2016年3月期)
特色・強み
商社の枠を超えた高い技術力が最大の武器。最適なデバイスの選定、組み合わせや使用法などの技術的な観点からの提案、子会社・新光商事エルエスアイデザインセンターとの連携によるソフトウェアの開発、LSIの受託開発など、独自のサービスを提供。積極的な海外展開も特色の1つであり、国境を越えた情報収集力、技術サポート体制、販売網には定評がある。海外の提携工場を利用した電子機器の受託製造サービスにも注力し、新たなビジネスモデルを構築している。
ビジョン
「信用を重んじ、勤勉、誠実、奉仕の精神に徹する」「日常の仕事を通じ、新しい文化の創造に参画し、社会に貢献する」を原点とする。技術商社として要素技術の充実を図るとともに、ソリューション提案事業および新たなビジネスモデルに対応できる体制を構築し、独自性の高い商社を目指す。その一環として、組込みシステム開発室、AIシステム営業部を新設し、組込み事業とI o T関連事業を強化し、さらなる付加価値の向上とビジネスの拡大を目指す。海外の販売体制については、中国での販売拠点の拡充に注力する。
風土・人財
創業以来、企業を支えるのは一人ひとりの社員であり、企業の目的の1つが「社員の自己実現」であるとして、「人間尊重主義」を掲げる。その考えに基づき、体系的な人材教育制度を整え、社員一人ひとりの成長をトータルにバックアップし、「自己実現を達成できる環境」を実現する。社内の雰囲気が和やかで、上司と気軽に話したり相談したりできる。常に「お客様第一」の姿勢を貫き、顧客からは「紳士の新光」と評価されてもいる。
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