帝人フロンティア

「商」と「工」の機能を併せ持ち、価値創造型ビジネスを展開するハイブリッド商社

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歴史

2001年4月、帝人商事と日商岩井アパレルが合弁して、わが国最大級の繊維系商社・NI帝人商事が発足。2012年10月、NI帝人商事と先端繊維メーカー・帝人ファイバーのアパレル事業が統合して、帝人フロンティアが誕生。国内58社・海外94社、約16000人の従業員を擁する帝人グループ最大の商社であり、同グループの「製品」事業の中核をなす会社として国内外のグループ会社約二五社を率いる。

特色・強み

NI帝人商事が持つ「貿易や商流づくりのノウハウ」と、帝人ファイバーが持つ「技術力・開発力」が合体した、「商」の機能と「工」の機能を併せ持つハイブリッド商社。強味は価値を創造するグローバル・コンバーターであること。つまり、素材の開発・調達から製品の開発・販売に至るまで一貫したグローバルなバリューチェンを構築できると同時に、人と情報をグローバルにネットワークする力と高度なモノづくりの力で、各種の繊維や合成樹脂を製品へと加工していけるということ。その強みを活かして、衣料繊維と産業資材の分野で世界中の顧客のニーズに的確に対応し、革新的なソリューションを提供し続けている。売上高は製品事業グループ連結で2709億円(2016年3月)

ビジョン

社名の「フロンティア」には「常に開拓者精神をもって、市場の最前線でニーズを発掘し、素材・製品の開発、提供を目指す」という意味が込められている。「お客様やパートナーにより良い価値を提供する企業」「社会の人々がより安心で快適に生活できる環境を創造・提供する企業」を常に追求し続けている。2015年10月、新しい価値の創造を目指して「新事業開発室」を設立。衣料繊維分野では、自社生産する衣料製品を「安心・安全のブランド」とするために一層の高品質化に取り組む。産業資材分野では、環境・省エネ・防災・ヘルスケア分野のビジネスの強化に注力する。

風土・人財

「「社会の良き企業市民」として社会との関わりを重視し、地球環境配慮や労働者の人権・労働環境の健全化を目的とする事業活動を積極的に展開する。若手社員にも大きな裁量権と活躍できる舞台が与えられ、年齢を超えて自由に意見を交わせる社風が醸成されている。人材育成にも注力しており、「専門性」と「総合性」を備えたプロフェッショナルを育成するための階層別研修、「真にグロ-バルに活躍できる人材」を育成するための全従業員を対象とした語学研修や、選抜制による海外語学派遣研修などを実施している。


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