歴史
1972年、本田技研工業の100%出資により、Hondaグループ唯一のメーカー商社としてアクト・トレーディングを設立。1988年に現社名に変更するが、その間にHonda海外工場向け原材料輸出、非鉄金属取扱い、機械輸出入取扱い、自動車資材・部品の輸入などを開始し、事業領域を拡大する。その後は、海外拠点の設置を積極的に推進。現在、世界21ヶ国56カ所に拠点を構え、原材料・設備・部品の供給から、鉄鋼加工、金型・アルミ地金の製造、完成品の販売、リサイクルまで多岐にわたる事業を展開。売上高1兆316億円(連結、2016年3月期)
特色・強み
最大の強みは、Hondaブランドのハイクオリティーの一翼を世界中で担う、Hondaグループ唯一のメーカー商社であること。Hondaの海外拠点の拡大に伴い、そのニーズに応えるべく自社のネットワークも拡大し、そのネットワークの力を最大限に活用したグローバルオペレーションにより、約3000社もの顧客に最適なモノを迅速に、低コストで提供する。鉄板加工や鋳物鋳造、治検具製造、金型製造などの製造事業も担うことにより、競争力のあるバリューチェーンを構築し、商社の領域を超えた質の高いサービスを提供。
ビジョン
「『存在を期待される企業』を目指して」をビジョンとして掲げる。ビジネス構造が多面的・多極的に複雑化する中で、素早く変化を先取りし、顧客のニーズにフィットした競争力のある提案をすることを自社の責務とし、地球環境対策にも積極的取り組むことを社会的責務とする。その責務を全うすることにより、世界の人々の幸せに貢献し、世界の人々と喜びを分かち合うことで、「存在を期待される企業」を目指す。
風土・人財
HondaのDNAともいえる“チャレンジ・スピリット”を継承する。若いうちから大きな仕事に自らの裁量で取り組める機会を与えることにより、チャレンジ・スピリットをさらに養い、個々の成長に繋げる。若手社員を選抜して半年間海外駐在を経験させることにより、世界を舞台に活躍するチャンスも用意している。因みに現在、社員の約20%が海外駐在員としてさまざまな地域で活躍している。
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