三谷商事

事業領域の拡大とグローバル化を推進する活力に溢れるインフラ企業

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歴史

1914年、石炭、セメントの卸売業として創業。52年には石油の、59年にはプロパンガスの販売を開始し、69年にはいち早くコンピュータ事業に進出。82年には情報システム事業部が発足し、96年にはインターネット事業に、2010年には国内初の本格洋上風力発電事業に進出。その間、半導体製造企業やビル用ゴンドラ製造・販売企業を買収。さらにタイやシンガポールに拠点を展開し、グローバル化も推進。現在、国内外に約一150社のグループ企業を擁し、建設資材、エネルギー、ITを中心に多角的に事業を展開し、売上高は4000億円弱(2016年3月期、連結)。

特色・強み

時代の流れに合い、競合に勝ち残れる事業を開拓・展開する。建設資材事業ではセメント、生コン、ビル用ゴンドラでトップ。生コンについては、製造・販売が一体となった展開ができるのが強み。エネルギー事業では、石油製品の取扱高は全国トップクラス。IT事業では、画像処理・解析ソフトで国内トップの実績を誇り、シンガポールやタイなどにグローバルに展開。シルバー事業や再生可能エネルギー事業でも独自の展開を推進。それを可能にしているのが強靭な財務体質であり、大きな強みの一つ。

ビジョン

「開拓者精神」を社是に掲げ、創業以来、国内を主として時代の変化に合わせた事業の多角化やM&Aを進めてきたが、今後はグローバルに投資して事業の拡大を目指す。シンガポールでのアクリル加工会社の買収や、画像処理システムの海外子会社の設立などはその一環であり、需要が伸びる国や地域に拠点をつくるなどして、海外での売上高の増大を目指す。同時に既存事業については、規模ではなく内容を重視し、生産性を上げたり、他社との差別化を図ったりして、それぞれの事業において勝ち組となることを目標とする。

風土・人財

「頑張った分はきちんと評価する」という創業以来の実力主義が根付いており、能力があれば若手であっても積極的に登用する。現に、20代の課長や30代の部長が多く存在し、各部門で大いに活躍している。だからこそ、社員同士はお互いに切磋琢磨し、自ら設定した目標に向かって失敗を恐れずに、熱い思いを持って努力する。それが会社全体のエネルギーとなっている。創業100年超の老舗企業だが、自由闊達な雰囲気の中で個性豊かでモチベーションの高い社員がアグレッシブに仕事に取り組むチャレンジ集団だ。


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