伊藤忠丸紅鉄鋼は8月6日、米国会社(MISA)を通じ、米国における建材事業の強化を目的として新たな投資を実行したと発表した。MISAが75%出資するCDBS社は、米国の住宅・非住宅建築の堅調な伸びと統合効果により、その業績はこれまで順調に推移。今回、商品ラインナップの充実により他社との一層の差別化を図るため、外壁の下地材用の高性能溶接メタルラスを製造するStructaWire社に50%の資本参加を実施した。今回の投資に伴う製品群の充実で、CDBS社はメタルラス製品が使用されるほとんどの建材分野の需要に応えることが可能となる。