稲畑産業

2018年10月25日

稲畑産業が生分解性バイオマス樹脂の加工販売を開始

稲畑産業は10月25日、バイオプラスチック原料メーカーの米国BiologiQ社が開発した生分解性バイオマス樹脂であるNuPlastiQのコンパウンド加工およびコンパウンド品の販売を開始すると発表した。NuPlastiQはジャガイモ加工工場の廃棄物から取り出したデンプンが主原料の熱可塑性樹脂であり、他の樹脂とのコンパウンドにより、フィルム、シート、ボトルなどに加工できる。稲畑産業の樹脂コンパウンド事業であるIKPCグループのタイ工場を利用し、来春の商業生産開始を計画。国内外で、NuPlastiQコンパウンド品の販売を通し、バイオプラスチック市場への参入を進めていく。


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