三陽商会は10月30日、ディープラーニングを活用したAIの社会実装事業を展開するABEJA社と、AIを活用した新たな顧客体験の実現、および小売流通業界におけるテクノロジー活用の推進に向け、業務提携を行ったと発表した。ABEJAはディープラーニング技術を活用し、様々な大量データの取得、蓄積、学習、デプロイ、推論・再学習を行うPaaS技術「ABEJA Platform」を基に、2015年より小売流通業界向け店舗解析サービス「ABEJA Insight for Retail」を提供。購買プロセスにおける顧客・購買データの一元化、AIによるさらなるデータ活用の推進、小売流通業界のデジタルトランスフォーメーション促進という両社の目的が合致し、提携の実施に至った。