伊藤忠丸紅鉄鋼は2月5日、100%出資の米国油井管問屋Sooner社を通じ、CTAP社の100%持分を取得することで合意したと発表した。CTAP 社は特に米国ロッキー山脈及び北部バッケン地域の石油・ガス鉱区に強みを持つ1986年設立の油井管問屋で、11箇所の自社運営のサービス拠点及び充実した輸送ネットワークを保有し、同地域を中心に全米の主要鉱区にて幅広いサービスを展開している。Sooner 社は同国で最大規模の顧客・ミル基盤並びにサービス網を保有しており、今回の買収によって世界最大の油井管市場である米国全体をカバーする販売・サービスネットワークを確立する。