双日は10月3日、国際石油開発帝石社および石油天然ガス・金属鉱物資源機構と共同で設立したインペックス北カンポス沖石油株式会社を通じて保有するブラジル・フラージ油田の権益を全てプロジェクトパートナーであるPetroRio社に売却すると発表した。双日は1999年に同油田の開発に参画、2009年より生産を開始したが、その後、同油田の生産性の低下や油価の下落等、事業環境の変化に伴い、採算性の向上が見込めなくなったこと、また、エネルギー分野において、上流から中下流への事業展開を目指す方針に沿って、売却している