トラスコ中山
経営企画部 採用課
宅野 洋平(たくの・ようへい)
1986年生まれ/立命館アジア太平洋大学国際経営学部卒/2015年入社
トラスコ中山は工場用副資材などを中心に販売し、日本の製造現場を支える専門商社です。例えば机1つ作るにしても、必ず工具が必要です。当社はそうした機械工具類を、必要な時に必要なだけお届けできる物流システムを備えています。
もちろんどれだけシステムが整っていても、信用がなければ商売は成り立ちません。「この人に頼みたい」とお客様から信頼される社員1人ひとりの人間的な魅力が、会社を支える礎となります。
取引先様、社員、また社会に対して、何事にも誠実であれというのは、当社の社長である中山が繰り返し述べているところ。会社を良くするためであれば、社員同士も社歴に関係なく言いたいことが言えるオープンな社風があります。学生の皆さんにも全てをお見せしますし、どんな質問に対しても正直にお答えします。
当社のビジネスモデルは、学生さんにとって少し地味に感じるかもしれません。必ずしも何億円という大型案件ではないからです。しかし当社の社長は「田んぼに水を張りたければ水路を作りなさい」と日々語っています。毎日使う消耗品をお客様に買っていただく商売は、一見売上的には小さく見えるかもしれません。しかし水路ができれば、自然と水は流れます。何千円の商品も決まった数量が毎日継続して売れると、数年後には何千万円の商売になる。つまりこの「水路」を作るビジネスを続けることで、景況感に左右されない安定した成長が可能になるのです。小さな商売でも、数年後に大きな商売になるかもしれないことにロマンを感じませんか? 目先の商売だけではなく、将来の売上を作るビジネスの楽しさを感じてもらえたら幸いです。
当社の社長はまた「大きい会社に入るのも良い人生かもしれないが、自分が会社を大きくするのはもっと良い人生だ」と語っています。皆さんもそれぞれの良い人生とは何かをよく考え、悔いのない就職活動を送ってほしいと願っています。
撮影=葛西龍