7大商社勢揃い!

2017年03月16日

東北商社会

第9回商社セミナーをレポート

~その1~

 

 

商社会とは

3月14日、仙台国際センターにおいて、東北商社会主催の「第9回七大商社セミナー」が開催された。「商社会」とは、その年商社(主に総合商社)に内定した学生たちで作られた団体である。内定後、さらに勉強会を重ねたり、将来はライバルになる仲間たちと最後の学生生活を共に過ごしたりしてきた。商社会は、北海道、名古屋、九州にもあるが、それぞれが独自の活動を展開してきた。
主催者の学生たちは、来月からそれぞれの内定先に入社する。このセミナーは“ファイナル”と称され、彼らの活動の総決算だ。大学3年生=就活生が対象になる。後輩たちに充実した就職活動を送ってもらおうという意気込みで、自らが就職先として選択した商社に集まってもらい、多くのメニューを用意した。

商社を志望する女性たち

予約登録した参加者数は250名、当日は200名以上の学生が集まった。東北大学の学生が約半分、注目の秋田国際教養大学、山形大学、石巻専修大学の学生も参加している。参加者の四分の一は女子学生。商社はここ数年、女性の採用に力を入れている。また、女子社員に寄り添った労働環境・福利厚生も急速に整えている。そんな情報も伝わっているのかもしれない。各ブースの説明に立った採用関係の社員も7社中3名が女性であった。

7大商社登場

「情報に振り回されることなく、自らの足で動き、悔いのない就職活動を送ってほしい」という大川広典代表の言葉で、セミナーはスタートした。参画企業は、伊藤忠商事、住友物産、双日、豊田通商、丸紅、三井物産、三菱商事の7社。午前中は3回のタームで学生たちがそれぞれのブースで企業の説明を聞く。
説明会が終了しても、さらに熱心に質問する学生の姿も目についた。企業のブースの後ろには、商社会のメンバーでその企業に内定した学生たちが立ち、ブースに来た学生たちに助言をしていた。1年前の自分たちの姿を思い浮かべていたのかもしれない。企業の説明は、自己紹介から始まり、それぞれが個性を出して強みを強調していた。豊田通商のマグロ養殖、丸紅の食料・食品、住友商事の鉱物資源などが印象に残った。

⇒〈その2〉へ続く

 


関連するニュース

商社 2024年度版「好評発売中!!」

商社 2024年度版
インタビュー インターン

兼松

トラスコ中山

ユアサ商事

体験