丸紅は11月6日、インドネシアの大手財閥グループLippoグループ中核会社のLippo Karawaciとの間で、同国における集約型検体検査サービス事業の展開を共同で検討することで合意したと発表した。インドネシアは世界第4位の人口を擁し、アジアで最も成長が期待できる国の一つとされているが、保健省による医療政策を背景とした医療ニーズの高まりから、医療機関の整備と品質の向上が喫緊の課題となっている。丸紅は同事業を通じて、インドネシアにおけるヘルスケア・メディカル分野での新たな事業基盤を確立するとともに、インドネシアでの病院事業や周辺サービス事業への参入、および近隣他国での同種事業の横展開に取り組んでいくとしている。