住友商事は11月13日、米州住友商事を通じ、米国ジェネリック製薬企業USL社の事業に参画すると発表した。米国のジェネリック医薬品市場は、老齢人口の増加や医療費抑制を目的としたジェネリック医薬品の使用促進を背景に、今後も成長が続くと予想されており、USL社は米国においてジェネリック医薬品の研究開発、製造、販売を手掛ける。現在は経口固形製剤を中心に約30品目を販売するほか、約30品目の開発品を保有しており、長年の経営で培われた高い開発力と販売力および顧客基盤を持つ。2017年5月に日本の沢井製薬傘下に入り、同社製品の導入が進められているほか、両社の強みを活かした事業展開を推進している。