住友商事は12月4日、米州住友商事会傘下に設立したベンチャー投資ファンドを通じ、マイクロタグおよびハイパースペクトルカメラの製造を行うベンチャー企業トゥルータグ社への出資を発表した。トレーサビリティの欠如による偽造、横流し、産地偽装、品質保証などがさまざまな業界で問題となっているが、住友商事グループはトゥルータグ社が提供する革新的なトレーサビリティがこれらの問題の抜本的な改善策となりうると考え、グループの既存ビジネスのプラットフォームにおいて、トゥルータグ社が持つ技術のさまざまな活用方法を検討していく。