住友商事は12月4日、日本ベネックス社と、日本ベネックス本社に日産自動車製の電気自動車10台と新型のリユース蓄電池システムを導入し、関西電力を中心としたコンソーシアムが取り組むバーチャルパワープラント(VPP)構築実証事業「関西VPPプロジェクト」に参画すると発表した。VPPとは点在する蓄電池や需要設備などのエネルギーリソースをIoTを活用して統合し、その充放電等を制御することで電力の需給を調整する取り組み。実用化されると社会全体で電力需給の調整力が拡大するため、天候で出力が大きく変動する再生可能エネルギーの導入拡大にもつながると期待されている。