住友商事は12月21日、伊藤忠丸紅鉄鋼と、住友商事傘下のサミットスチール社の中国地方におけるコイルセンター事業を、伊藤忠丸紅鉄鋼傘下の広島スチールセンター社に2018年4月1日付で統合し、新会社を設立する契約を締結したと発表した。国内コイルセンター事業を取り巻く環境は、不透明な日本経済の先行き、人口の減少などから、業界再編が加速し、サービス機能の拡充や効率化による積極的な対応が求められている。両社は国内鉄鋼建材事業など複数の国内合弁事業においてパートナーシップを築いており、この統合を通じてそれぞれの経営資源を最大限有効活用し、新会社の企業価値最大化を目指すとしている。