住友商事は1月18日、自動車分野における新技術の開発、実用化促進を目的とする、技術と顧客・マーケットのニーズとの橋渡しとなるプラットフォーム構築の第一弾として、自動車関連のエンジニアリングを得意とするAZAPA社と、人工知能アルゴリズムを搭載した自動車制御コンピュータ(人工知能搭載ECU)に関する共同開発契約を締結したと発表した。ECUはエンジンやモーター、カーナビやカーエアコンといったシステムを統合制御させる装置で、走行の省エネルギー化や高齢者の運転支援の観点から制御の高度化が求められており、1台あたりのECU搭載数や能力値は増大傾向にある。