住友商事は4月13日、福島県南相馬市真野・右田・海老地区において、ソーラーパワー南相馬・鹿島(SPC)を通じて開発中の太陽光発電事業に関して、発電所建設工事が竣工し、3月20日に商業運転を開始したと発表した。同事業は、南相馬市が所有する東日本大震災の被災地(約110ヘクタール)に約22万枚の太陽光パネルを設置する、東北地方最大級(福島県最大)の発電容量59.9メガワットのメガソーラー発電事業。総事業費は約220億円で、発電する電力は一般家庭約2万世帯の使用電力量に相当し、固定価格買取制度を活用して小売電気事業者に電力を供給する。