丸紅は5月16日、100%子会社の三峰川電力が、宮城県白石市での宮城県白石発電所の建設が2018年4月に完工、4月9日より商業運転を開始したことを受け、竣工式を開催したと発表した。同事業は、宮城県仙南・仙塩広域水道事務所が管理する水道施設「南部山浄水場」から「低区調整池」への送水管に水車発電機を設置し、浄水場から調整池にいたる水道設備間の落差と水道水流量を活用する「水道施設活用型水力発電」で発電するもの。年間発電量は一般家庭約150世帯の年間電力消費量を見込んでおり、発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し売電される。