丸紅は6月4日、インドの建設・エンジニアリング最大手L&Tと共同で、バングラデシュ道路交通橋梁省傘下のダッカ都市交通公社(DMTC)より、ダッカMRT6号線における鉄道システム一括納入案件を受注、3日に契約を締結したと発表した。同案件は軌道、電化・信号・通信システム、ホームドア、自動券売機、エレベーター・エスカレーターの設計、調達、据付工事、試験ならびにメンテナンスの協力に関するもので、受注額は約550億円。また同案件は、現在日本政府が進める「質の高いインフラ輸出」において、初めて第三国で日本企業がインド企業と共同受注した鉄道案件となる。