住友商事は6月19日、住商アグロインターナショナルと、4月にインドにおいて、農薬トレード現地法人である住商アグロ・インディア社(SAIN社)を設立したことを発表した。インドは世界第2位の農業大国であり、農薬市場は約3,000億円規模(2016年:世界第5位)で年率7%程度で伸長している。同時に農薬原体などの農業化学品供給国としての地位も高まりつつある。SAIN社は、安全かつ高品質である日系農薬メーカーの新剤に関する現地登録・保持・開発機能を担うことを基軸に、販売数量の最大化に努める。また、インド国内からの原材料調達強化を図り、日系農薬メーカーの戦略パートナーとしての機能を向上させる。