住友商事は7月17日、ウクライナの総合農業資材販社Spectr-Agro社およびSpectr-Agrotechnika社の株式51パーセントを取得し、ウクライナでの農業資材直販事業に参入すると発表した。住友商事は、1960年代に農薬の輸出を開始し、90年代に入り東欧各国における農薬輸入販売事業に参入し、ウクライナにおいても99年よりサミット・アグロ・ウクライナ(SAU社)を展開。スペクター社はSAU社の長きにわたる重要顧客であり、今回の参入は、過去から築き上げたネットワークにより結実したものとなる。