住友商事は7月27日、東南アジアを中心に主にモバイルキャリア事業を展開しているアジアータ・グループの企業で、デジタル広告事業を行うマレーシア・ADA社へ出資したことを発表した。住友商事は、AI・ビッグデータ解析などの先端技術を活用し、ADA社が保有するデータマネジメントプラットフォームの高度化を進めるほか、成果報酬型広告をはじめとするデジタル広告ノウハウの提供、日系広告主の開拓サポートなどを行うことで、ADA社の事業拡大に貢献していく。住友商事とADA社は、プラットフォームの高度化を通じ、マイクロファイナンス、送金、決済などを行うフィンテック事業やIoT事業など、新しい事業の創出にも共同で取り組んでいく。