丸紅は8月6日、アルゼンチンの牛肉処理加工業者Frideviとの間で、7月3日付けで牛肉の調達に関する契約を締結、日本への輸入開始を発表した。アルゼンチンは世界第6位の牛肉生産国であり、輸出でも世界第10位の輸出量を誇る世界有数の牛肉供給国だが、これまで日本政府はアルゼンチンの口蹄疫対策の状況を主因に牛肉輸入を禁止していた。日本政府はアルゼンチンのパタゴニア地域が口蹄疫ワクチン非接種清浄地域であること、その対策も充分にとられていることを踏まえ、6月27日付けでパタゴニア地域で生産された牛肉に限り輸入解禁を発表。丸紅はパタゴニア地域における最大規模の牛肉処理加工業者であるFrideviとの間で輸入契約の締結に至った。