4大「商社会」

2018年10月26日

20東北商社会スタート!

10月21日、東北大学構内で、「20東北商社会キックオフセミナー」が行われた。

「商社会」とは、その年に主に総合商社に内定した学生たちが自主的に組織したものである。卒業までの半年をかけて後輩たちに自ら体験した就活のノウハウを伝えたり、商社業界への理解を深めてもらうセミナーなどを開催している。東北以外にも北海道、名古屋、九州などで地元の学生たちが実施している。東北商社会は10年以上の歴史がある。

セミナーには50名前後の学生が集まり、先輩たちの話に熱心に耳を傾けていた。すでにインターンシップを経験している学生も多く、後半内定者たちを囲んでの座談会では「商社は何をやりたいかわからない人たちが行くのではないか」「学閥があるのではないか」など、厳しい質問が相次いだ。また理系の学生も多く、大学院に行くべきか就職すべきかなど迷っている様子があったが、東北商社会の内定者には理系出身のメンバーも多く、自らの決断を丁寧に説明するシーンも目に付いた。

主催者代表の東北大学・榊原大世さんは「ぼく自身、教育関係のエキスパートになろうとして大学に入りましたが、ある時期から一気に商社志望に舵を切りました。もっと自分の未来に色々な可能性を探りたいという想いがあったからです。就活中多くの商社パーソンとお会いして、その想いは益々強くなりました。まだ志望を決めかねていたり、就活自体に不安を持っている学生も多いと思いますが、会としてできる限り支援していきたいと思っています。その結果、商社を目指してくれたらうれしいですね」と語っていた。

(文責・稲葉)

 


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