住友商事は1月28日、AI関連製品・サービスを開発・提供するシナモン社に出資したと発表した。シナモン社は、AI OCRシステム「Flax Scanner」を主力製品として、オフィス業務の生産性向上を実現するAI関連製品の開発を手掛ける。「Flax Scanner」は従来認識が困難だった手書き文字を含む文書や非定型書類等を、高精度に理解しデータベースに取り込めるデータへの変換や整理が可能なシステム。また、シナモン社はベトナムに保有するAIラボを通じて年数十人規模のエンジニアを採用する仕組みを構築し、製品開発力に強みを持つ。住友商事は同社との協業や製品の活用を通じ、グループ全体のデジタルトランスフォーメーションを促進していく。