住友商事は2月27日、横浜川崎国際港湾社(YKIP)および上野トランステック社と、3社の合弁会社エコバンカーシッピングを通じ、ジャパンマリンユナイテッド社との間でLNGバンカリング船の建造契約を締結したと発表した。東京湾におけるSTS方式による船舶向けLNG燃料供給事業を3社共同で検討してきたが、事業化を正式に決定、2020年度中の事業開始を目指し、同船の建造及び運航準備を進める。同船はLNG燃料と適合油の供給が可能なアジア初のバンカリング船で、総トン数は世界最大の約4,100トンとなる予定。LNGタンクの容量はアジア~北米間の往復航行に必要なLNG燃料を供給することが可能。