丸紅は4月4日、関西電力、中部電力およびフィリピン最大の配電事業会社マニラ電力会社(MERALCO)と共同で、フィリピン・ニュークラークシティにおけるスマートグリッド事業に参画すると発表した。同事業はフィリピン基地転換開発公社(BCDA)が、マニラ首都圏の北西にあるクラーク米空軍基地跡地に、環境に配慮したスマートシティーの開発を行う事業の第一弾として、フィリピンにおいて初のスマートグリッド設備の設計、建設、保守、運営を行うもの。今後は丸紅が18%、関西電力が9%、中部電力が9%、MERALCOが54%、BCDAが10%を出資する事業会社を通じて電力供給を行う。