丸紅は4月10日、出資する米国・Enlitic社およびコニカミノルタ社と、人工知能(AI)を応用した胸部単純X線用医用画像診断システムの共同開発契約を締結したと発表した。日本向け開発の第一弾として、病変を早期に見つけることに重点をおいた、プライマリケアや検診をサポートする同システムの開発に取り組む。丸紅Enliticの技術力とコニカミノルタの持つ商品開発力を融合し、プライマリケアや検診をサポートするAIの開発を加速させる。専門医のスキルを学習したAIをプライマリケアに活用することで、患者、診療放射線技師、医師の負担を減らし、プライマリケアの現場を支援する。