丸紅は5月8日、分散型電源案件の開発支援サービスを提供する米国GridMarket社(GM社)に4月3日に出資したことを発表した。GM社は2014年に設立されたスタートアップ企業で、不動産情報や電力消費データ等のビッグデータと人工知能(AI)によって開発した独自のアルゴリズムを用いて、工場や商業施設などの電力消費量や波形を予測する技術を有している。GM社は同技術による予測値を基に、太陽光発電設備や蓄電池などの分散型電源設備の最適な組み合わせとその効果を導き出すことで分散型電源の潜在需要を掘り起こし、電気代削減を提案するサービスを提供している。