丸紅は5月28日、一橋大学大学院・伊藤特任教授をはじめ計5名が発起人となり、経済産業省・金融庁・環境省がオブザーバーとして参加する「気候関連財務情報開示タスクフォース（TCFD）コンソーシアム」の趣旨に賛同、会員企業として参画したことを発表した。金融安定理事会が設置したTCFDは2017年6月に提言を公表し、金融市場の不安定化リスクを低減するため、企業に対し中長期の気候変動に起因する事業リスク・機会、財務状況への影響、具体的な対応・戦略等の開示を提言しており、丸紅は同提言に賛同。丸紅は気候変動がもたらす「リスク」「機会」の財務的インパクトの把握、情報開示の拡充に今後とも積極的に取り組んでいく。