丸紅は6月25日、ロシア鉄道公開社と、厚生労働省の支援および医療法人鉄蕉会との協力のもと進めてきた、ロシアで健康診断・予防医療サービスを提供する日露予防医療診断センター(仮称)の設立に向けた覚書に署名したと発表した。ロシアでは国民の平均寿命が先進国平均を下回っており、平均寿命が低い原因の一つに、健康診断をはじめたとした予防医療が浸透していないことが考えられている。このような状況下、丸紅およびロシア鉄道はロシアのハバロフスクで、日本の医療機関による医療従事者への教育支援や遠隔コンサルテーション等のもと、健康診断をはじめ質の高い予防医療サービスを提供できる同センターを2021年に開業することを目指す。