住友商事は7月16日、総合車両製作所社(J-TREC)と、フィリピン運輸省(DOTr)から南北通勤鉄道事業フェーズ1(マニラ市ツツバン~ブラカン州マロロス区間)の車両納入パッケージCP03(南北通勤鉄道向け鉄道車両104両納入プロジェクト)を受注し、契約調印したことを発表した。マニラ首都圏と周辺都市を南北に結ぶ「南北通勤鉄道計画」のうち、マニラ市ツツバンと北方のブラカン州マロロス区間(約38km)を走る鉄道車両104両(8両×13編成)を設計、製造し、DOTrに納入する。マニラ首都圏の交通ネットワーク強化を実現し、交通渋滞の緩和に寄与するプロジェクトで、契約金額は約250億円、2023年2月に全車両を引き渡す予定となっている。