住友商事は8月27日、欧州住友商事を通じて、イスラエルのアグリテック企業CropX CropX社に出資参画したと発表した。これは欧州住友商事におけるR&D投資支援制度を通じたスタートアップ投資となる。CropXは、「The Internet of Soil」をビジョンとして掲げ、農地に埋設する土壌センサーから得られる地中の温度や湿度、電気伝導性などの情報をリアルタイムで測定し、地質や気候などの情報と共にビックデータ化し、独自のアルゴリズムによる分析を加えた上で、農家に対し灌漑や施肥の適正化などのデジタルアグロノミーサービスを提供する。