住友商事は8月27日、本社勤務の全従業員を対象にオンデマンドバスサービスの実証実験を8月下旬より開始すると発表した。実証実験では本社勤務の全従業員約3,500名超を対象に、取引先や駅などへの移動をオンデマンドバスに置き換え、ユーザーにとっての利便性・効率性、安全性・事業性、社会課題との整合性を検証。従業員はスマートフォンを通じて、乗車時間や乗降場所を臨機応変に選択でき、従来必要であった事後の交通費精算の手続きからも解放される。一方、企業は従業員の移動手段を一元化して管理工数を減らし、従業員が共同利用することで交通費削減の効果が期待される。