丸紅は8月29日、丸紅米国会社を通じて、生地等の繊維製品を繊維原料に再生する技術を有する米国TYTON社に出資したことを発表した。 TYTON社は、綿・ポリエステル製品をポリエステル原料とセルロース繊維原料に再生する技術を開発。TYTON社の技術は、化学薬品の使用を極力抑えた加水分解の手法を用いることで環境負荷を低減させるとともに、繊維再生効率も高いことから、廃棄物削減・サーキュラーエコノミーに寄与する画期的なものとなっている。同社への出資を機に、丸紅グループが有するグローバルネットワークを活用することにより、再生された原料を、糸、生地、衣料製品へと加工し、最終的には消費者へと届ける。