住友商事は9月4日、中東住友商事と、オマーン・住友商事マスカット事務所を通じて、日本の大学院に留学するオマーン人学生を支援する「住友商事オマーン留学生奨学金」プログラムを開始したと発表した。第1期生として選抜された2名の授与式をマスカットで開催し、両名の日本での学生生活がスタートする。住友商事は、次世代人材の育成支援を社会貢献活動の重点分野と位置付けており、日本とオマーンの民間交流および同国の将来を担う人材育成に貢献することを目指し、同奨学金を創設。オマーンは、住友商事にとって中東における重要なマーケットの一つだが、石油・ガス依存からの脱却に向けた人材育成や教育レベル向上が喫緊の課題となっている。