丸紅は10月7日、パーム油の製造工程で発生するパーム油廃液（POME）から、微細藻類を利用し、代替タンパク・DHAを抽出するノウハウを有するMoBiol社と資本提携、並びに戦略的パートナシップに係る契約を締結したと発表した。MoBiolと丸紅は、藻由来の代替タンパク及びDHAの飼料原料としての販売可能性・テストマーケティングを含む事業化に向けた実証実験を実施することにより、POMEの処理過程で発生する温室効果ガスの排出、並びに水産養殖業の養殖用飼料としての天然資源依存という二つの社会課題の解決に向け、双方のリソースを活用し取り組んでいく。