丸紅は10月23日、再生医療ベンチャー・サイフューズ社との間で、同社が独自に開発した新型バイオ3Dプリンタ「S-PIKE」の欧州・北米地域の顧客向け販売促進のため業務提携契約を締結したと発表した。サイフューズは独自の基盤技術を活用したバイオ3Dプリンタにより人工の足場材料を使用せず立体的な組織・臓器を製造し、再生医療分野における骨軟骨や血管、末梢神経などを再生する画期的な再生医療等製品の実用化を目指している。また、病気のメカニズムを解明する病態モデルや新薬の有効性・毒性等を評価する創薬スクリーニングツールとしての細胞製品の実用化を進めている。