住友商事は12月23日、岡山県西粟倉村およびデータフラクト社と、森林所有者のための森林管理ツールの開発に向けた実証実験を開始したと発表した。実証実験ではこれまで適切な情報が不足していた森林所有者に向けて森林管理アプリを開発し所有面積、木材の体積、年間CO2吸収量といった所有林の正確なデジタル情報を提供する。林野行政に積極的に取り組むSDGs未来都市の西粟倉村を実証地とし、JAXAベンチャー認定企業であるDATAFLUCTが森林管理アプリを開発する。アプリのプロトタイプ開発は2020年2月末を目途に完了し、2020年3月以降より西粟倉村の森林所有者に提供予定。