住友商事は12月25日、AIを使った鉱山機械の予知保全システムの開発を手掛けるオーストラリア・Relialytics社に出資したことを発表した。Relialytics社は鉱山機械の潤滑油から取得したデータをAIで解析し、機械の不調や故障の予兆を検知することで、最適なメンテナンス方法を提案するサービスを提供。全ての鉱山機械に対応可能なことに加え、故障の予兆検知だけでなく具体的な対応を現場に提案できる点が特長となっている。Relialytics社は現在、サービスのソフトウェア開発に取り組んでおり、現場の従業員が運用できるシステムとして販売を目指す。