丸紅は2月17日、火力発電所及び産業プラント等で発生する排ガスからCO2を回収する技術を有する、英国CCSL社に出資したことを発表した。出資を通じてCO2の回収・有効利用/再資源化(CCU)事業の共同開発に取り組んでいく。CCSL社はCO2の分離・回収技術の一つである化学吸収法にて使用される新規回収溶剤を自社開発し、従来の回収溶剤より高効率・低価格でのCO2回収を可能とする技術を有しており、現時点で商業化されているCO2回収技術の中で世界最高水準のコスト競争力を実現。また、更なるコスト削減を実現する次世代技術の開発にも着手している。