丸紅は3月31日、インドネシア100%出資子会社を通じ、同国でのデジタル母子健康手帳サービス「DiaryBunda」を開始したと発表した。 DiaryBundaはスマートフォンアプリを通じて母子健康手帳をデジタル化し、妊娠~育児期に合わせた信頼できる情報の提供、発育状況や予防接種等の記録を行うもの。インドネシアでは紙媒体での母子健康手帳は発行されているものの、日本などに比べ十分な活用がされておらず、年間出生数の約31%が発育不良等の問題を抱えているとも言われ、保護者の知識レベル向上が急務となっている。丸紅は同国の民間病院等と協力し、スマートフォンの普及率が高い保護者世代に対し、デジタル母子健康手帳を広く普及させていく。