住友商事は3月31日、関西電力、インドネシア最大のコングロマリットであるアストラグループの傘下企業とともに参画するインドネシア・タンジュン・ジャティB石炭火力発電所5・6号機拡張プロジェクトが、プロジェクトファイナンスの発効条件を充足し、建設工事に着手したことを発表した。同事業はジャワ島中部にある同石炭火力発電所の隣接地に、高効率な超々臨界圧石炭火力発電設備ユニット2基を新たに建設し、25年間にわたり発電所の運転・保守および、インドネシア国営電力公社に売電を行う総事業費約5,000億円のプロジェクトで、2021年の稼働開始を予定している。