創業360年へ向けて大きなスタート
4月3日(月)午前9時半、建設機械・住宅・環境資材などを手掛ける大手商社・ユアサ商事の入社式が、東京都千代田区の東京本社で行われた。その模様を2回に分けてレポートする。
新社長挨拶「変わる商社の役割」
入社式出席は総合職39名、一般職20名の合計59名。ユアサ商事は昨年創業350年を迎え、世界的にも稀有な企業であるが、入社式は新社長・田村博之氏の初仕事となった。
新年度に合わせてユアサ商事は9年後を見据えた「ユアサビジョン Growing Together 2020」を発表している。(http://www.yuasa.co.jp/ir/policy/plan.html)
田村社長の新入社員たちへの祝辞は、これを踏まえた期待と責任に満ちたもので、「マーケット・インからマーケット・アウトへ。昨日と違う今日、今日と違う明日を」と強調した。
また、新入社員代表の岡本紗二さんは「世界の激動の歴史に耐えながら350年を生き抜き、発展してきた企業に入社できることを誇りに思います。その責任を果たしていきたい」と、これに応えた。
新入社員たちは、この後2週間の研修を受けて、配属先へと向かう。
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取材・文・写真:稲葉昌司