住友商事は4月27日、東京電力HD、東京電力EPと、特定エリア内の複数の建物をつないだ専用の電力ネットワークで非常時に限定して電力融通する「プレミアムグリッドサービス」を、着工する「(仮称)神田錦町二丁目計画」に導入することを決定した。同サービスは、特定エリア内の複数の建物に対して予備の電力線を新たに敷設し、一時的な停電の際は当該電力線を使用して電力を供給するとともに、停電が長時間継続した際には既存の送配電ネットワークから切り離し、独立したネットワークを構築することで、エリア内に設置する非常用発電機の電力を各建物に融通するというもの。